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2022年2月26日(土)

石垣市長選あす投票

新しい市政へトイタ候補全力

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(写真)街頭宣伝で訴えるトイタ候補(手前)=25日、沖縄県石垣市

 沖縄県石垣市長選は27日、投票日を迎えます。4期目を狙う現職(自民、公明推薦)による市民不在、独善的市政を続けるのか、同市長選史上で初の保守・革新を超えた市民共同の候補で保守系の前市議、トイタ芳行氏(52)の勝利で「対話でつくる開かれた市政」へ刷新するのかが問われる大激戦です。

 トイタ候補は25日の街頭演説で、国が強行している陸上自衛隊ミサイル基地建設・配備によって、「多くの市民が憤り、不安や懸念を持っている。現市政はこの声を置いてきぼりにしている。今、その声を拾い、民意として示し、これ以上の(基地)負担を受け入れられないという意思を表示しなければならない」と力を込めました。

 トイタ候補は、多くの市民が求めている同基地建設・配備の賛否を問う住民投票の実施を公約。一方、現職は自ら実施を提案することはないとしています。

 トイタ候補は、学校給食費無料化や、過疎地域の島北部への診療所の設置を約束。子どもたちの教育環境の改善、自然環境の保全なども掲げ、「市民とともに新しい石垣市をつくる。どうか支援の輪を広げてください」と訴えました。

 街頭宣伝に参加していた女性(79)は、基地建設などで自然環境破壊の恐れがあることなどを挙げ「今の市政では島が壊れてしまう。今回が(刷新の)いいチャンスなので、トイタさんにぜひ勝ってほしい」と話しました。


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