2022年2月25日(金)
沖縄のたたかいに学び 改憲・大軍拡阻止へ運動
安保破棄中実委が集い
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安保破棄中央実行委員会は23日、2022年学習と運動交流の集い(全国代表者会議)を東京都内で全国とオンラインで結び開きました。日本復帰から50年の今も在日米軍基地が集中する沖縄のたたかいに学び、辺野古新基地建設阻止と参院選、沖縄県知事選勝利、改憲・大軍拡阻止の運動を交流しました。
講演した沖縄県在住の仲山忠克弁護士は「沖縄の戦後史は米軍基地を発生源とする犠牲と苦難の歴史であり、それにあらがう県民の闘争史。復帰50年の闘争史は軍事同盟・安保体制の押しつけとそれへの拒否と抵抗の歴史だ」と強調。県民の復帰への願いは「核も基地もない平和な沖縄の希求、平和憲法下の日本へを目指すものだった」と述べました。
復帰後の土地の強制使用をはじめ、沖縄国際大学へのヘリ墜落など事故に対する県民ぐるみのたたかいの意義を明らかにしました。
辺野古新基地建設や南西諸島への自衛隊配置など基地拡大・強化と、それに反対する「オール沖縄」のたたかいを報告。「安保廃棄の勢力を少数派から多数派にしていく。沖縄は安保廃棄のたたかいの始発点にならなければならず、それを恒久平和を求める全国のたたかいに」と訴えました。
沖縄県統一連の瀬長和男事務局長が、辺野古新基地阻止のたたかいを、小泉親司常任幹事が「敵基地攻撃能力」保有と軍拡政治を許さないたたかいについて特別報告。東森英男事務局長は、辺野古新基地建設阻止、沖縄県知事選勝利、改憲・大軍拡阻止、地位協定抜本改定、参院選勝利などの活動を提起しました。
青森・三沢をはじめ、千葉・木更津、東京・横田、神奈川・横須賀、山口・岩国など各地の運動を交流しました。
日本共産党の山添拓参院議員・東京選挙区予定候補があいさつし、「参院選で改憲勢力の3分の2を阻止し、安保条約廃棄をかかげる日本共産党の前進、市民と野党の共闘の前進のために頑張ります」と表明しました。