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2022年2月24日(木)

市民目線の石垣市政必ず

トイタ市長候補猛奮闘 27日投票

三日攻防へ

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(写真)街頭宣伝で訴えるトイタ候補=23日、沖縄県石垣市

 27日投票の沖縄県石垣市長選は24日から、最後までの奮闘が勝敗を分ける最終盤の「三日攻防」に突入します。選挙戦は市民不在、独善的な現職(自民、公明推薦)と、同市長選史上で初の保守・革新を超えた市民共同の候補で保守系の前市議、トイタ芳行氏(52)との一騎打ち。トイタ候補は「今こそチェンジ市政」と猛奮闘しています。

 トイタ候補は、国が強行する陸上自衛隊ミサイル基地建設・配備の問題で多くの市民が求めている建設・配備の賛否を問う住民投票の実施を公約。一方、現職は、自ら実施を提案することはないと述べています。

 地元紙の世論調査(22日付)では、最も重視する政策は「自衛隊配備問題」が「経済対策」に次いで2番目。同住民投票を「行うべき」だとする声が43%で、「必要はない」の41%を上回るなど注目を集めています。

 環境破壊の恐れがあるゴルフ場付きリゾート建設の問題でも、建設を公約する現職と、市独自の環境調査機関設置と環境保全を掲げるトイタ候補の違いは鮮明です。地元紙は「環境や陸自対応争点」と報じています。

 4期目を狙う現職は1期目で公約しながら実現できていない学校給食費無料化や、同住民投票について街頭では語りません。

 トイタ候補は23日の宣伝で「一部の経営者や組織にしか耳を貸さない独善的な市政の継続か、市民目線、市民でつくる市民のための市政かが問われる選挙だ」と強調。学校給食費無料化や閉鎖された島北部の診療所の開設などを約束しました。


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