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2022年2月19日(土)

三沢基地問題 米軍言いなりおかしい

日本・青森平和委 外務省などに対応要請

いわぶち・高橋氏参加

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(写真)オンラインで要請する参加者。中段左はいわぶち、その右は高橋氏=18日

 日本平和委員会と青森県平和委員会は18日、外務省や防衛省に対しオンラインで、米軍三沢基地に関わる事件・事故の防止を求めました。日本共産党の高橋千鶴子衆院議員と、いわぶち友参院議員が参加しました。

 要請では、昨年11月のF16戦闘機による燃料タンク投棄、米軍基地から市中への新型コロナ感染拡大、有機フッ素化合物を含む水の基地外への流出の3項目について、国民の命と暮らし、生業を守るため政府が責任をもって対応することを求めました。

 三沢基地から10キロ余の場所に住む、上十三平和委員会事務局長の苫米地宣廣さんは、F16の墜落や模擬弾落下が後を絶たない状況や三沢でのコロナ感染拡大の状況を報告し、「地元に住む人は、米軍基地があることで二重三重に被害を受けている」と訴えました。

 燃料タンク投棄事故について防衛省の担当者は、米軍の調査結果の報告を待って対応し、引き続き安全の徹底を求めると回答しました。

 共同代表の阿部喜美子さんは、「住民の命や安全が脅かされているのに、米軍が安全だからといって言いなりになるのはおかしい。政府は本当に国民のほうを向いているのかと感じる」と訴え、政府として実態を把握し、対応するよう強く要請しました。


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