2022年2月18日(金)
不正と腐敗・市民いじめ
党5氏勝利で市政転換を
東京・日野市議選 大激戦 小池氏が応援
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5人はみだし、公明党による日本共産党候補への個人攻撃も出て、大激戦の東京都日野市議選(20日投開票)で共産党の中野あきと、大高哲史、ちかざわ美樹、岡田じゅん子、わたなべ三枝の5氏必勝のため、小池晃書記局長が17日、日野市内を回り、訴えました。
小池氏は、自民・公明・維新・都民ファーストが、元副市長の汚職や違法補助金などに関わる10億円にも上る税金不正支出に目をつぶり、一方で子どもを守る学校安全管理員と寝たきり高齢者への看護手当を廃止するなどの市民いじめには何でも賛成していると批判。「汚いお金と無縁、市民の痛みがわかる共産党5氏全員当選でゆがんだ市政を正し、市民の願いを実現する市議会にしよう」と訴えました。
小池氏は「地域でも国会でも共産党は頑張っているけど、党そのものに気になることがあるという人にこたえるのがこの『はてな』リーフです」と語りかけ、中身を紹介。
「日米安保条約」について、海外に殴り込みをかける海兵隊のために沖縄新基地を造るなど、同条約は米国の戦争に日本を巻き込む仕組みだと指摘。「日米同盟」といえば問答無用がまかり通る政治を変えようと呼びかけました。
「天皇の制度」について「共産党が与党になったら天皇制廃止」は全くのデマだと強調。天皇の制度も含めて、憲法の全条項を守るのが党の立場だと説明。将来的にも政党、政治家が決めることでなく、国民の判断に委ねるというのが党の方針だと説明しました。
小池氏はそのほか、平和なアジア、自衛隊、社会主義・共産主義、野党共闘について丁寧に説明。リーフを手にした聴衆が聞き入り、「よくわかった」という声も聞かれました。
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小池氏は岸田政権が、後手後手のコロナ対策、物価上昇なのに年金は下げる、医療費負担増など、悪政を進めるなか、市議選での党5氏当選で小学校体育館へのエアコン設置、小学校のトイレ洋式化、生活道路改修、コロナワクチン加速と検査充実など命と暮らしを守る政治を実現しようと強調。市の公共事業の半分が1社入札で、予定価格の99%契約という「談合」をただせば財源はあることを示しました。
また、小池氏は、国会で維新が憲法改悪の旗を振り回し、野党の中にも維新と連携する動きが出ており、今年は憲法をめぐる正念場になることを指摘。「共産党を躍進させることが、国会でも日野市議会でも翼賛議会づくりを許さない最強の力になる」と呼びかけました。
小池氏は5候補を「違法なゴミ搬入路反対で一歩もひかない、ちかざわ候補」「調査力・提案力抜群の大高候補」「不正追及で市長を追い詰める党議員団の大黒柱、中野候補」「ひきこもりの実態調査を市にやらせた、岡田候補」「障害児と家族に寄り添う、わたなべ候補」と紹介。
5候補は「コロナ対策拡充や生活道路補修など市民の願いを実現し、市政の不正追及をしてきました。再び市議会に送ってください」と訴えました。
演説を聞いた男性(74)は「市は『財政危機』と言って市民に負担を押し付けながら、元副市長が不正を行い、自公や維新がごまかしてきた。許せない。共産党の5人を勝たせなければ」と話しました。