2022年2月16日(水)
辺野古土砂投入中止を
札幌で宣伝 沖縄のたたかいに連帯
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太平洋戦争唯一の地上戦となった沖縄戦犠牲者の遺骨が入った土砂を米軍辺野古新基地建設に使用するな―。沖縄のたたかいに連帯する「辺野古土砂投入即時中止を求める札幌行動」は14日、昼と夜2回にわたって札幌市でスタンディング宣伝を繰り広げました。
先月閉店した老舗ビルのシャッターが閉まり暗めの中心街で、参加者が「埋め立てられているのは沖縄のちむぐくる(真心) 無関心が民主主義を埋め立てる」と書いた横断幕やプラカードを掲げ、アピールしました。
通りがかった18歳の青年は「沖縄戦の遺骨で基地を作るって正気か?」のプラカードを見て、「本当だったらおかしい。県民の意見を無視して進められていることも問題ですよね」と共感します。
3人の高校生は「環境にも良くなさそう」「学校でも教わらないし」「これから知っていかなきゃいけないよね」と話しました。
「テレビや新聞でも目にしない。メディアが報道すべきですね」と対話が弾んだ女性に「『しんぶん赤旗』は沖縄の問題やメディアが取り上げない真実を報道しています」と伝えると、「検索してみます」と答えました。
久しぶりに参加したという75歳の女性は「いつも『赤旗』で情報収集しています。基地の強化が進んでいることが気になります」と言って、1時間、ビラを配り、多くの市民が受け取りました。