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2022年2月6日(日)

外環道地下トンネル

工事再開「道理ない」

山添・笠井議員ら国交省に要請

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(写真)国土交通省などの担当者に外環道工事を再開しないよう求める(正面左から)笠井、山添、とや各氏ら=4日、参院議員会館

 日本共産党の山添拓参院議員、笠井亮衆院議員、とや英津子東京都議、東京外環道沿線区市議団は4日、外環道地下トンネル工事を再開しないよう国土交通省、高速道路会社に要請しました。

 調布市で2020年10月に地表面の陥没や地下空洞が生じ、工事が中断していましたが、国交省などは1月下旬からの住民説明会で、大泉ジャンクション(練馬区)、中央ジャンクション(三鷹市)付近で工事を再開する方針を表明しています。

 参加者は「事故の調査、原因究明、対策の検討、住民への説明は極めて不十分だ。工事再開には道理がない」として、予定地沿線での追加ボーリング調査も本数が少ない、被害住民団体の要請に一切応じていないと批判。「地上部に影響は生じない」としてきた大深度地下トンネル建設を検証し、大深度地下法の廃止も検討するよう求めました。

 国交省などは「トンネル直上部以外の所では、地盤の緩みがない」と強弁。大深度地下法について「地下の使用権設定が地上に影響しないとしたもので、工事で影響が出るかの問題は別」と無責任な態度を示しました。

 参加者は「工事で陥没事故が起きた。大深度地下の使用の影響であることは明らかだ」と批判しました。


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