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2022年1月29日(土)

35人起訴相当

継続した訴えが力に

「河井疑惑」ただす会が会見

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(写真)会見する(右から)山根、山田両氏ら=28日、広島市

 検察審査会に審査を申し立てていた広島県の市民団体「『河井疑惑』をただす会」は28日、県庁で記者会見しました。

 会見で、審査申立人代理人の山田延廣弁護士は「よくここまで、たどり着いた。『会』の熱意と継続した訴えが力になった」と述べる一方、自民党本部から河井(克行・案里)夫妻に渡った1億5千万円については、「いまだ解明されていない」と指摘。岸田首相の地元である広島で起きた事件だとして「自らがトップとしてきちんと解明し、責任を取らないといけない」と訴えました。

 「会」の山根岩男前事務局長は、今回の議決について「行動していくことの大切さを改めて感じた」と述べ、検察審査会の市民目線の審査を「評価に値する」と強調。未解決のままの1億5千万円や、いまだ議席にしがみついている議員らをただしていくことが、「二度とそういう買収事件を起こさせない道につながっていく」と力を込めました。


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