2022年1月28日(金)
カジノ事業計画保証ない
大門氏聞き取りに大阪市
たつみ氏も参加
|
日本共産党の大門みきし参院議員・比例予定候補、たつみコータロー(辰巳孝太郎)前参院議員・大阪選挙区予定候補、山中智子大阪市議団長は27日、カジノ事業者の借り入れの問題について大阪市IR推進局に聞き取りを行いました。
吉村洋文大阪府知事、松井一郎大阪市長は、IR(カジノを中核とする統合型リゾート)を人工島の夢洲(ゆめしま)に誘致する「区域整備計画案」を公表し、この2月府議会・市議会で議決を得た後、4月28日までに国に提出しようとしています。
カジノ事業者であるMGMとオリックスへの投融資は、三井住友FGと三菱UFJがメインバンクとなることが決まっています。
聞き取りで「事業計画が過大。何らかの保証や担保はあるのか」との指摘に対し、市側は「ない」と回答。「大阪市として計画の検証はしているが、その内容については法人秘密のため公開できない」と答えました。
大門氏は「世界的にこれからもパンデミックは起こるだろう。オンラインカジノが主流となる中、やるしかないと、古い形の大規模なカジノ施設を造るという首長の政治判断は危ない」と強調しました。
日本共産党大阪府委員会は「カジノ大阪誘致に反対する。カジノよりコロナ対策を」とのアピールを発表し、幅広い共同を呼びかけています。