2022年1月22日(土)
南城市長選あす投票
共に希望の街つくる
デニー知事 チョービン氏再選訴え
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沖縄県の南城市長選は、あす23日が投票日です。同県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対し、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」の現職、瑞慶覧(ずけらん)チョービン市長候補(63)は21日も南城市内を駆け回り、街頭で「何としても勝ち抜く。皆さんのお力の結集をどうかよろしくお願いします」と、力を込めました。
同日午前、デニー知事がともに街頭に立ち、「チョービン市長と誰一人取り残さない安心・安全の生活、希望をつくる街づくり、県づくりを目指している。(支持・支援の)人の輪を広げる皆さんの力を貸してください」と訴えました。
瑞慶覧候補は、市民のための道路整備や雇用創出の推進、農漁業と観光産業の振興、子育て支援策や人材育成政策の強化などの公約を強調。「誰にも優しい、手を取り合って社会全体で助け合う市を、これからも目指す」と演説しました。
市長選は自民、公明両党推薦の前市長との一騎打ち。瑞慶覧候補の演説を聞きに駆け付けた男性(80)は「権力やカネを頼りにする前市長を勝たせてしまっては、不幸な未来になる。市民目線を貫くチョービン市政の継続のために頑張る」と語りました。
夕方、瑞慶覧候補必勝に向けて最後の最後まで奮闘する決意を改めて固める、緊急決起集会が市内の街頭で実施。照屋義実副知事やオール沖縄の県議らも参加し、「頑張ろう」と拳を振り上げて誓いました。