2022年1月21日(金)
市民の声聞く市政継続
南城市長選 チョービン氏再選訴え
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23日投票の沖縄県南城市長選は最終盤の「三日攻防」に突入しました。同県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」の現職、瑞慶覧(ずけらん)チョービン候補(63)は20日、再選を果たすため南城市内を駆け回り、街頭演説で「市民の声でまちづくり」の継続などを強調しました。
瑞慶覧候補は「1期4年間、市民の声を一人ひとり丁寧に聞いてまいりました。この政治姿勢はこれからも変わりません。皆が手を差し伸べて助け合う、誰にも優しい南城市を目指します」と訴えました。
子どもの教育環境の改善、新型コロナや軽石漂流で被害を受けた業者への支援、大型集客施設誘致による雇用創出、福祉政策のさらなる充実などの公約を掲げ、「2期目に向け、どうかこの瑞慶覧チョービンに、ご支持ご支援をお願いします」と呼びかけました。
瑞慶覧候補に駆け寄った女性(84)は「子どもたちにもお年寄りにとっても、住みよいまちづくりに取り組んでくれている。(2期目も)続けてほしい」と語りました。
演説を聞いた女性(69)は、「(自民、公明両党推薦で今回対決する)前市長のワンマン市政に戻ってほしくない。もう沖縄に新たな基地はいらない。チョービン市長に新基地建設に反対する首長の一人としても、頑張ってもらいたい。再選してもらうために、私も最後まで頑張る」と述べました。