2022年1月21日(金)
大激戦 岸本候補が猛追
名護市長選 最終盤の攻防へ突入
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沖縄県名護市長選(23日投票)は20日、大接戦・大激戦のまま最終盤の「三日攻防」に突入しました。同市辺野古の米軍新基地建設問題や米軍由来の新型コロナの感染爆発から市民の命と暮らしを守る、新基地反対の岸本ようへい候補(49)か、新基地推進の政府・自公丸抱えの現市長か―。猛追する岸本候補は「負けるわけにはいかない」と市内各所を駆け回っています。
岸本候補は、現市政は「何も言わず国の方ばかり向いている。そんなことでは市民の安心・安全な暮らしは守れない」と強調。何も言わないことは「ただの問題の先送り、次の世代に責任を押し付けるということです。許されない」と力を込めました。
子育て支援や教育環境、地域の福祉の充実に全力で取り組み、「市民の安心・安全な暮らし、地域の経済、名護の豊かな自然と地域の環境を守り、子どもたちの未来をつくっていくために、負けるわけにはいかない。力を貸してください」と訴えました。屋良朝博前衆院議員も岸本候補支持を訴えました。
一方、現市長陣営は市内の建設会社を中心とした企業動員で、幹線道路沿いで宣伝。米軍基地再編交付金を財源とした子育て「無償化」を誇示。期日前投票への動員も強めています。