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2022年1月20日(木)

名護市長選

平和願う沖縄の心守ろう

岸本候補必勝へ女性宣伝

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(写真)手を振る翁長樹子さん(中央)=19日、沖縄県名護市

 大接戦・大激戦の沖縄県名護市長選(23日投票)で、「オール沖縄」の岸本ようへい候補必勝のために、女性たちによる街頭宣伝が19日、市内各地で行われました。

 岸本候補の母・能子(たかこ)さんは、夫の建男(元名護市長)さんが、「基地問題の責任をとりたい」と言って志半ばで亡くなったと紹介。「(岸本候補の立候補は)父の思いを継ぎ、無念を晴らしたいというところから始まった」と述べました。岸本候補は困っている人の生活を守るとした上で、「(岸本候補が)一番大事にしているのは平和の心。平和を願う沖縄の心を守り、市民の未来と安全を守る」と語りました。

 故・翁長雄志前知事の妻・樹子(みきこ)さんは、「基地が造られたら100年、200年も孫たちが反対しなければならない。イエスと言った市長が当選したら、孫たちに『その市長を選んだのは名護市民だった』と言われてしまう」と強調。「必ず岸本さんを市長にして、より良い名護をつくろう」と訴えました。

 糸数慶子前参院議員は、選挙の最大争点は辺野古新基地建設だとした上で、「国の言いなりになる政治か、市民の声に耳を傾ける政治かが問われる」と強調。「命と暮らしを守る女性たちの力で岸本ようへいを当選させよう」と訴えました。

 自動車から手を振ったり、クラクションを鳴らして応じたりする人もいました。


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