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2022年1月17日(月)

沖縄 南城市長選が告示

知事支えるチョービン氏

自公前職と一騎打ち

 任期満了に伴う沖縄県の南城市長選(23日投票)が16日告示されました。「オール沖縄」の玉城デニー知事を支える現職、瑞慶覧(ずけらん)チョービン候補(63)=日本共産党、社会民主党、沖縄社会大衆党、立憲民主党、新しい風・にぬふぁぶし、れいわ新選組推薦=が、再選を目指して立候補しました。


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(写真)玉城デニー知事(右)の応援を受けて訴える瑞慶覧チョービン候補=16日、沖縄県南城市

 瑞慶覧候補と対決するのは、前回の同市長選で65票の僅差で敗れた自民、公明両党が推薦する前職の古謝景春氏(66)。「市民とオール沖縄」対「政府官邸・自公」の構図の一騎打ちです。

 瑞慶覧候補は出発式で、子育て・教育環境の改善、観光・第1次産業の振興、新型コロナ対策、平和行政などの実績と公約を示し、「誰に対しても優しい南城市」の実現を訴え、「2期目の当選のため、お力の結集を」と呼びかけました。

 デニー知事は、午後に街宣中の瑞慶覧候補と合流し、各地で応援演説。同候補について市民の声による街づくりや市政運営を「徹底している」と紹介し、「皆さんの力強い後押しをお願いする」と訴えました。

 同出発式には、照屋義実副知事、新垣邦男衆院議員(沖縄2区)、伊波洋一参院議員、城間幹子・那覇市長、山川仁・豊見城市長、日本共産党の県議らも出席しました。

誰にも優しく助け合う市政

チョービン候補の第一声

 16日告示された沖縄県南城市長選(23日投票)で再選を目指す現職、「オール沖縄」の瑞慶覧(ずけらん)チョービン候補の第一声(要旨)を紹介します。

 私が目指すのは、誰に対しても優しい、助け合う南城市です。給付金による保育士の確保、児童館建設、就学援助制度の周知徹底を継続します。

 子どもたちから声が上がる(バスケットボールの)3オン3コート、スケートボード場も造っていこうではありませんか。自然と文化を大切にした観光産業の振興を図り、雇用の場づくり、第1次産業の振興にも全力で取り組みます。

 南城市の新型コロナ対策では、ワクチン3回目の接種は12日からスタートし、国の18歳以下への10万円相当の給付を、全額現金・一括交付にして昨年末から開始しています。今後も感染防止対策と経済支援を並行して行います。

 軽石除去に全力で取り組み、補償措置に向け、国・県との協議を進めます。

 平和でこそ街づくりが可能になります。米軍基地からオミクロン株が広がったのは明らかではありませんか。玉城デニー知事とタッグを組み、沖縄の平和、市民の安全・安心を目指します。


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