2022年1月16日(日)
あす阪神・淡路大震災27年
規模抑え追悼行事開催へ
6434人の犠牲者、家屋全半壊(焼)約47万世帯という甚大な被害をもたらした都市直下型地震、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)から17日で丸27年になります。
兵庫県の新型コロナ感染者が15日に過去最多になるなど感染が激増する下で阪神・淡路の被災地では、追悼行事が縮小しながらも一定程度開かれ、犠牲者に哀悼の意を表します。
災害復興公営住宅で、誰にもみとられずに亡くなる孤独死は2021年も62件発生。同復興住宅の孤独死は累計で通算1305人に達しました。
最高350万円の災害援護資金(貸付金)について神戸市は9月、未返済分の返済免除を決定。被災者が長年苦しんできた返済の問題が同市で終息しました。他市では返済・徴収がなお続きます。
被災地の諸団体が集まる阪神・淡路大震災救援復興兵庫県民会議は16日、「すべての災害被災者に暮らし再建できる公的支援を」をテーマに大震災27年メモリアル集会を神戸市勤労会館(同市三宮)で開催します。