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2022年1月13日(木)

DV防止 国の対策拡充を

札幌 いわぶち・松橋両氏 支援団体と懇談

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(写真)懇談する(左から)松橋、いわぶち、山崎、近藤の各氏=11日、札幌市

 日本共産党の、いわぶち友参院議員・比例予定候補と松橋ちはる参院北海道選挙区予定候補は11日、党の「ジェンダー平等」パンフレットを携えて札幌市のDV被害者支援団体「女のスペース・おん」を訪ね、山崎菊乃代表、近藤恵子理事と懇談しました。

 「17日からの通常国会でDV防止法改正議論に被害者や支援者の願いを反映させて」と切り出した近藤氏。保護命令の対象となる暴力の定義が拡大される方針は「前進」と評価しつつ、「同居していない交際相手からのいわゆるデートDVも対象となるように」「女性の権利と尊厳を回復する視点での議論を」と求めました。

 「おん」が中心になり食料や生理用品を無料配布する「クラウディ」の活動が話題に。山崎氏は「月1回提供し、昨年12月で1年になりました。民間会社からの支援もありますが、活動が知られて利用者が増え、資金的には大変です」と言います。長引くコロナ禍で「親から虐待を受ける若い女性の相談・保護が増えています。一昨年に開設したシェルターは、ほぼいっぱいです」と語りました。

 いわぶち氏は「みなさんの共助の活動に敬意しかありません」と述べ、「共助だけでは限界です。公助=国の責任と対策を拡充させるよう国会で求めていきます」と応じました。


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