しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年1月3日(月)

1人でも多くに届け

青年ユニオン 労働相談・食料支援

札幌

写真

(写真)相談に応じるメンバーら=12月31日、札幌市

 働く若者の権利や労働環境を良くしたいと活動する「さっぽろ青年ユニオン」は12月31日夜、「大みそか労働相談+食料支援」を札幌市で開きました。

 3年連続の開催。「温まって」とカップ麺を配り、訪れた青年たちとお茶やコーヒーを飲みながら交流しました。

 「ツイッターを見て来ました」という介護士は、賃金が低く労働環境も劣悪な現状を話し、斎藤耕弁護士とスタッフが応対しました。

 根底にある最低賃金の低さや、ケア労働への待遇改善の必要性を示し、「手当が正当に支払われているかなどを見て、気軽に札幌青年ユニオンを頼ってください」と伝え、ツイッターやLINE(ライン)、ホームページにつなぐQRコードを記載したビラを手渡しました。

 「毎年手伝いに来ています」という参加者は「食料支援や子ども食堂は民間の工夫や努力で行われ、政治や行政が『共助』と言って民間任せにするのは間違っている」とぴしゃり。「食べるに困る人たちを生み出さないことが政治や行政の仕事のはずなのに、恥ずかしくないのかと言いたい。必要としている人に1人でも多く情報が届いてほしい」と、取り組みを案内する告知を発信していました。


pageup