2021年12月21日(火)
不誠実な体質変えよ
国会議員ら 東京入管を訪問
本村・山添氏参加
日本共産党の本村伸子衆院議員と山添拓参院議員は15日、立憲民主党、れいわ新選組、社会民主党、参院会派「沖縄の風」の国会議員10氏とともに、東京出入国在留管理局(東京都港区)を訪れました。
国会議員らは事前に収容施設内の視察を求めましたが、入管庁は“コロナ対策”を理由に立ち入りを拒否しただけでなく、施設内のリアルタイム映像を見せることさえも拒否し、写真で説明するだけでした。
東京入管局長は、「全国一律で視察を受け入れないと決めている」と繰り返しました。
本村氏は訪問後、「コロナ対策を理由としながら、視察を認めるかどうかの基準、視察できないとした決裁者、通知の有無などの質問にまったく答えない異常な体質を痛感した。ウィシュマさんの死はこうした体質のなかでおきた。不誠実な入管の体質こそ変えなければならない」と話しました。
山添氏は「現在も67人が収容中で、その収容期間すら明らかにしなかった。身体拘束ありきの入管行政が心身の体調悪化を招いており、抜本的に改めるべきだ」と述べました。