2021年12月14日(火)
「処理水」海に流すな
東京で「イレブン行動」
岩渕議員も参加
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全労連、全日本民医連などでつくる原発をなくす全国連絡会は13日、東京・新宿駅前で「イレブン行動」を行い、東京電力福島第1原発で発生する多核種除去設備ALPS=アルプスで処理した汚染水の海洋放出の撤回、原発ゼロ基本法の制定を求める二つの署名を呼びかけました。
日本共産党の岩渕友参院議員は「処理水」放出について「県民との約束を破るもので、福島県だけではなく全国から反対の声があがっている」と放出方針の撤回を求めました。
全労連の川村好伸副議長は、岸田政権が石炭火発・原発に固執していると批判。参院選へ、「原発からの撤退、再生可能エネルギーへの転換を求める声を広げていこう」と呼びかけました。
東京都江東区の女性(71)は「海洋放出なんて冗談じゃない。北海道に原発の廃棄物処理場をつくろうとしていて、お金をちらつかせている。原発から出る廃棄物の管理や処理に誰も責任を持たない。原発はやめるべきです」と署名しました。
原発をなくす全国連絡会は18日午後2時から「今こそ福島の真の復興と原発ゼロの未来を」をテーマにオンライン集会を開きます。コープふくしまの代表らが訴えます。ユーチューブで配信。連絡会のホームページからアクセスできます。