2021年12月12日(日)
全小中校で35人以下学級
京都・八幡で来年度実現
市民と共産党の要求が一部実る
京都府八幡(やわた)市の市議会本会議で10日、来年度、すべての小・中学校で36人以上のクラスを解消できる見通しを市教育委員会が表明しました。日本共産党の山本邦夫市議の質問に答えたものです。
八幡市では現在、市内8小学校中1校、4中学校中1校それぞれ1学年で、36人以上の学級となっています。
山本市議は、来年度、すべての学校で35人以下の学級を実現すること、さらに2~3年かけて30人以下の学級にするよう求めました。
これに対し市教委は「京都式少人数教育に取り組み、結果として来年度、36人以上の学級を解消できる」との見通しを示しました。一方、30人学級の実施については「市独自では難しい」としました。
党市議団は、国が進める35人学級化のテンポでは遅すぎるとして、市独自に少人数学級を進めるよう、市民とともに運動に取り組んできました。今回の答弁を「一歩前進」と評価しています。