2021年12月7日(火)
軍拡・改憲 許さない
市民と野党行動“共闘の道揺るがず”“地域から運動頑張る”
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臨時国会が開会した6日、衆院第2議員会館前では300人(主催者発表)の市民が集まり、「命とくらし最優先の政治を」「軍拡、改憲の動きは許さない」とアピールしました。(参加者の訴え)
主催者を代表して、憲法共同センターの木下興さんがあいさつ。臨時国会で議論される補正予算案により、「史上初めて軍事費が6兆円を超える」と批判。改憲策動も強まっていると語り、「軍拡、改憲は許さない世論と運動を強めていこう」と語りました。
さまざまな立場の市民4氏が訴え。「九条の会」事務局長の小森陽一さんは、岸田政権は9条改憲を強引に狙っていると指摘。憲法改悪を許さない全国署名を広げながら、「改憲派の野望を打ち砕こう」と訴えました。
日本共産党、立憲民主党、社民党、参院会派「沖縄の風」の国会議員が駆けつけました。共産党からは参院の国会議員団が参加し、井上哲士参院議員がスピーチしました。
井上氏は、与党や一部メディアから野党共闘への攻撃が繰り返されているが、「共闘は市民との約束です。この道を揺るがず進めていきます」と表明し、改憲策動を許さないたたかいも力をあわせていこうと呼びかけました。
神奈川県座間市から参加した男性(75)は、「改憲勢力の動きが活発になっており、対抗しないといけない。9条守れの運動を、地域から頑張りたい」と話しました。
総がかり行動実行委員会、9条改憲NO!全国市民アクション、共謀罪NO!実行委員会の共催です。