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2021年11月24日(水)

沖縄・名護 岸本市長誕生へ全力

統一連が事務所開き

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(写真)名護市長選の必勝を目指して「頑張ろう」と三唱する岸本氏(左列左から3人目)ら=23日、沖縄県名護市

 自公政権が強行する沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の阻止を目指す沖縄県統一連は23日、来年の名護市長選(1月16日告示、同23日投票)の予定候補の岸本ようへい名護市議(48)の必勝のため、同市内で事務所開きを行いました。岸本氏と岸本氏の後援会長の稲嶺進・前市長を招き、決意を固め合いました。

 統一連の中村司・共同代表は、新基地建設への賛否を明確にしていない現市長の姿勢を批判し、「岸本市長誕生のために、全力をあげる」と力を込めました。

 岸本氏は、「子どもたちの未来に、新たな基地はいらない」と強調。コロナ禍で大変な市民の暮らしを「必ず守る」と述べ、同市で現在実施されている保育料、幼稚園・小中学校の給食費、18歳までの子ども医療費の無料を今後もしっかり続けると語りました。稲嶺氏は、名護市・沖縄に民主主義や地方自治を取り戻すためにも「勝たせてください」と訴えました。

 統一連を構成する沖縄民医連、県労連、沖商連など各団体の代表が決意を表明。日本共産党の鶴渕賢次県委員長代理は、21日に投開票された同県北谷(ちゃたん)町長選で勝利した「オール沖縄」の力の結集で「必ず勝利したい。一緒に頑張ろう」と呼びかけました。


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