2021年11月23日(火)
女性議員を増やそう
仙台で集会 「賃金格差の是正必要」
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「女性議員を増やそう」と呼びかける集会が21日、仙台市で開かれました。「女の平和」ピースアクションみやぎと宮城女性九条の会が企画・運営する集会に、70人の市民が参加しました。
「女の平和」世話人の遠藤恵子氏は、日本のジェンダーギャップ指数はいつも120位前後だと指摘し、もどかしい思いでこのテーマを掲げたと語り「女性議員が増えると政策の優先順位が変わると思う。どうすれば増やせるのか考えたい」とあいさつしました。
草場裕之弁護士が「日本の政治の今とその課題」と題して講演した後、「女性議員を増やすには?」と題する討論会が開かれました。総選挙で野党統一候補となった立憲民主党の岡本あき子、鎌田さゆり両衆院議員と日本共産党の大内真理県議の3人の女性議員が話し合いました。
政治をめざす女性が少ない理由やそれを阻むもの、各政党での取り組みなどが話題となり、3人とも日本の選挙にはお金がかかり過ぎること、女性の財政的基盤が弱いことを強調しました。
早朝から深夜までの選挙活動が強いられる現在の選挙制度の問題点を指摘し、男女の賃金格差是正や、残業が当たり前という労働環境の改善などが必要だと語りました。