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2021年11月16日(火)

ミサイル搬入強行

沖縄・宮古島 陸自基地

住民抗議「あきらめぬ」

写真

(写真)平良港で海自の大型輸送艦に向かって抗議する市民ら=14日、沖縄県宮古島市

 防衛省は14日、沖縄県宮古島市の陸上自衛隊ミサイル基地の保良(ぼら)弾薬庫へのミサイルなど弾薬の搬入をトラック15台で強行しました。住民合意も得ず、説明責任さえも果たさず強行する国に対し市民らは抗議を行い、同基地・弾薬庫の配備撤回実現のために、たたかいを継続・強化する決意を新たにしました。

 同日早朝、海上自衛隊の大型輸送艦が平良(ひらら)港に到着し、艦内から続々とトラックが姿を現しました。港を出ようとする車列に対し、結集した市民らは座り込み「戦争のための弾薬はいらない」「島に入るな」と猛抗議しました。トラック等の車列は、市街地を通り、保良弾薬庫に移動しました。

 「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」は同日午後に市内で抗議市民集会を開きました。同会事務局長の清水早子さんが、島の平和な未来のため、たたかいは続くと強調しました。

 マイクを握った女性(41)は「ミサイルでは平和はつくれない」と述べ、島を戦場にしないよう「みんなで力を出して変えていこう」と訴えました。抗議行動には日本共産党の上里樹市議も参加しました。

 市民らは、同弾薬庫のある保良訓練場のゲート前でも抗議。参加者の女性(60)は、島のミサイル基地・弾薬庫の配備に「あきらめずに反対していく」と力を込めました。


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