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2021年11月14日(日)

改憲・基地ノー 熱い連帯

日本母親大会in沖縄 初のオンライン開催

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(写真)東京会場(左)と沖縄会場(右)など全国を結んで開かれた日本母親大会=13日

 第66回日本母親大会in沖縄(同実行委員会主催)が13日、初めてオンラインで開かれました。エイサーや琉球舞踊、戦跡など沖縄の文化、歴史に触れ、岸田政権が進める米軍辺野古新基地建設などに反対するたたかいを学び、熱い連帯の思いを一つにしました。

 1万2000人超が参加。大会決議、「子どもたちに核兵器も基地も原発もない平和で明るい未来を手渡そう」との大会アピールと、特別決議「憲法9条を守り、憲法が生きる社会を実現するために」を採択しました。

 同大会代表委員の米山淳子さん(新日本婦人の会会長)は主催者あいさつで、女性たちの声と行動がジェンダー平等を総選挙の大きな争点に押し上げたと指摘。「政権交代で私たちの要求実現をと、さらに求め続けていきましょう」とのべ、戦争はしないと誓った憲法を守り抜くたたかいをさらに大きく広げることを呼びかけました。

 沖縄県の仲山忠克弁護士が「生命の尊厳が保障される社会をめざして」と題して記念講演。自民党政権の改憲策動は非戦国家から戦争国家への国家改造計画だと告発し「生命の尊厳を保障するために憲法9条を死守し、改憲策動に終止符を打つことは喫緊の課題です」と語りました。

 沖縄戦の戦没者の遺骨が眠る土砂を新基地建設に使うな、南西諸島の軍事要塞(ようさい)化反対などと訴える「沖縄のたたかい」、生理の貧困、保健・医療従事者、農民、業者、青年らの「コロナ禍のもとでのたたかい」、日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准をとの被爆者の訴えなど「今日の運動」が紹介されました。

 玉城デニー沖縄県知事が激励のメッセージを寄せました。

 次の大会は来年10月15、16両日に埼玉、群馬両県で開くと発表されました。


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