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2021年11月13日(土)

気候危機 行動今すぐ 政策決定者は決断を

FFF東京 国会前訴え

写真

(写真)「石炭火力発電をやめて」「政府は今すぐ行動を」などとアピールするFFF東京の若者たち=12日、国会正門前

 気候危機打開を訴え行動する若者団体「FFF(フライデーズ・フォー・フューチャー)東京」はCOP26が大詰めを迎えている12日、国会正門前でスタンディング行動を行いました。

 行動では、気候変動対策に逆行する石炭火力発電の利活用に固執する日本政府を厳しく批判、政府や国会議員に対し、石炭火力発電の延命をやめる決断を求めました。

 行動には高校生や大学生ら7人が参加、気候危機の打開を訴えました。

 大学1年の女性(19)は「高校生のとき、グラウンド水没をきっかけに気候変動に興味を持った」と語り「このままでは、今の若い世代が、政策を決める立場になる前に、深刻な気候危機が来る。今、政策を決定できる立場にある(官僚や国会議員に)行動してほしい」と訴えました。

 大学2年の女性(20)は「(私たちは)さらに小さな子どもたちに対し、気候危機について、苦しい思いがあるが伝えないといけないし、その準備もしている」と強調、「私たちの世代の環境を守ってほしいという声は、さらにのちの世代への責任でもある」と話しました。


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