2021年11月4日(木)
全国で改憲ノー 岸田首相、聞こえますか
私たちは無力じゃない
@国会前
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日本国憲法の公布から75年の3日、「『アベ・スガ政治』を継承する政治の流れを変えよう」と集まった参加者が国会前で「憲法9条をまもろう」や「真っ当な政治家がほしい」などのメッセージを書いたプラカードを議事堂に向けて掲げる行動を行いました。
秋晴れの天気のなか140人以上が参加。全国各地でも同じ時間に同様の行動が行われました。
「(改憲を狙う)自公や維新に反対する人もいると示すために今日は来た」と力強く話す女性(75)=東京都江東区=。「野党共闘でたたかわなかったら、もっとひどい結果になったと思う。野党共闘のたいまつの灯を掲げ続けたままで次の選挙もたたかってほしい」と話しました。
「今日は選挙後のたたかいの第一歩という気持ち」と話す男性(73)=川崎市=。子どもが描いた絵と脱原発のメッセージが目を引く手作りののぼり旗を持って参加しました。
「改憲勢力が過半数をとってしまったし、野党共闘に対してもさまざまな声がある。それでも地道に市民の運動を広げていくしかない」と力を込めました。
大阪市から参加した女性(61)は「特に若い人の投票率の低さに危機感を感じた」と強調。「ここに来ると私たちは無力ではないと感じられる」と語りました。
呼びかけ人で作家の澤地久枝さんは「総選挙の結果に無力を感じた人もいると思うが、私たちには力があると信じてがんばっていきましょう」とあいさつしました。