2021年10月27日(水)
休業と補償はセット
倉林氏@宇都宮
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日本共産党の倉林明子副委員長は26日、宇都宮市で梅村さえこ衆院北関東比例候補、青木ひろし栃木1区候補とともに街頭演説し、党躍進で政権交代をと訴えました。
倉林氏は「自公政権はコロナ感染拡大の中で五輪を強行し、感染者を自宅療養を基本として助かる命が失われた。命を守ることが政治の最低限の仕事だ」と強調。「第6波が来たときにまた休業を求めても、すでに限界。休業を言うなら補償をセットに」と訴えました。
また、「格差を拡大するアベノミクスは終わりにしよう。消費税の減税と、富裕層・大企業の応分負担で格差を是正しよう」「気候危機は待ったなしの課題。石炭火発をまだ続ける自民党ではCO2を減らせない」と力を込めました。
梅村氏は「党の掲げる四つのチェンジが実現すれば、日本はがらりと変わる。そのチャンス。勝利へ全力を尽くす」、青木氏は「労働者は低賃金で、学生は高学費で苦しむ社会を変えよう」と訴えました。
ビラを見て聞きに来たという男性(76)は「共産党は政策が的確で頼もしい」と話しました。
統一候補勝利 福島県で訴え
倉林氏は26日、福島県の会津若松市と郡山市で街頭演説し、日本共産党の躍進と野党統一候補の勝利で野党連合政権を実現しようと力を込めました。
郡山市では「私たちは野党共闘としてたたかっている。命と暮らし、平和を大切にする政治を実現したい」と訴える野党統一候補の馬場ゆうき氏(立憲民主党)と並んで立ちました。ミナセンなかどおりの代表もあいさつしました。
倉林氏は、野党間の20項目の政策合意にふれ、「政権交代が実現すれば、憲法を守り、核兵器禁止条約に参加することができる」と強調。20項目はまた、党政策の気候危機打開やジェンダー平等など「四つのチェンジ」とも多くの面で一致すると述べました。
同氏は「比例選挙では日本共産党と書いてください。高橋ちづ子前議員の議席を守り、初の2議席を実現させてください」と呼びかけました。
最後に「共産党の躍進、野党統一候補の勝利で連合政権を実現しよう」と訴えると、聴衆の間から「そうだー」「頑張ろう」と歓声が上がりました。