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2021年10月26日(火)

「黒い雨」被害者支援する会が発足

 広島への原爆投下後、放射性物質を含む「黒い雨」により健康被害を受けたとして、被爆者と認めるよう求援する会は、24日総会を開き、訴訟が終結したことを受け、会の名称を「原爆“黒い雨”被害者を支援する会」に変更することを決めました。

 国は広島高裁の判決を受け入れ、「黒い雨」訴訟の原告84人はすでに被爆者健康手帳を取得。広島県内には同様の被害者が約1万3000人いるとされており、「支援する会」は「すべての被害者の救済を目指して活動をする」としています。

 原爆「黒い雨」訴訟原告団は解散。「支援する会」は申請書作成の相談や支援、相談員の養成講座などを行うことにしています。

 改組にともない新役員は、共同代表に広島県「黒い雨」原爆被害者の会連絡協議会の牧野一見事務局長、広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長、広島県民主医療機関連合会の佐々木敏哉会長、世話人に高東征二事務局長が就任しました。


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