2021年10月25日(月)
学費値下げ・気候危機打開
志位委員長、若者・学生と懇談
京都
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日本共産党の志位和夫委員長は24日、京都市内の公園で若者、学生と懇談し、学費値下げや気候危機打開、選択的夫婦別姓の実現、公務・民間での賃上げなど切実な願いを聞きました。
志位氏は、前日の市民と野党の街宣について、「若い人たちから気候危機やジェンダー平等について多くの発言がありました。“若者の未来を閉ざすような政治でいいのか”ということが問われています」と話しました。
大学4年生(23)は、「コロナでアルバイトができない中で、高い学費がのしかかり、生活もままならない状態の学生が多くいます」と語りました。
志位氏は「高すぎる大学の学費は半額にして、入学金制度は廃止にしようと訴えています。奨学金制度も拡充します」と強調。「『受益者負担主義』を転換して、学ぶ権利を保障する社会にしたい」と述べました。
出身地・福岡で豪雨災害を経験したという男性(23)は「毎年のように大規模な災害が起きています。世界は気候危機を大きな問題として捉え、進んでいるのに、日本はなぜ前進しないのでしょうか」と質問しました。志位氏は、岸田政権の「エネルギー基本計画」は、石炭火力にも原発にも頼りきりだと批判し、「政治が『石炭火力・原発利益共同体』に支配されているからまともな動きが取れません」と指摘。「政治を緊急に変えないと地球が燃えてしまう。今度の選挙で頑張って変えましょう」と決意を語りました。