2021年10月19日(火)
コロナ禍 登校見合わせに「オンラインで出席扱いを」
共産党政策に歓迎の声
新型コロナウイルス感染を避けるため登校を見合わせる小中高校生が3万人を超え、オンライン授業を実施して出席扱いにしてほしいという声が広がっています。そうした中、日本共産党が総選挙政策で、非常時はオンライン授業でも出席扱いできるようにすると打ち出したことに歓迎の声が出ています。
文部科学省の調査によると、2020年度にコロナへの感染を回避するため30日以上欠席した子どもは小中高校を合わせて3万人以上。本人や家族に基礎疾患がある子、感染への不安から学校に行けない子などです。保護者らはオンライン授業を受けられるようにして出席扱いにしてほしいと、政府や自治体に求めています。
しかし、体制や通信環境が整わないなどの理由でオンライン授業を実施していない自治体も多く、実施しても出席扱いになる自治体はごく一部です。文科省は、登校見合わせの子は出席でも欠席でもない「出席停止」と記録し、オンラインは出席と認めない立場です。
日本共産党は総選挙政策で、コロナ禍のもと登校見合わせなどさまざまな子どもに柔軟に対応することを掲げ、「オンラインは、災害時の対応として、出席扱いできるようにします」としました。
登校見合わせの子を持つある保護者はツイッターで「共産党さん、政策にオンラインの出席扱いのことも組み込んでくれている。届いているね、皆の声」と発信しています。