2021年10月14日(木)
政権交代で選択的夫婦別姓実現を
市民・議員が院内集会
志位・枝野・福島各氏あいさつ
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総選挙を前に、選択的夫婦別姓制度の一日も早い実現を求める院内集会が13日、参院議員会館で開かれました。「mネット・民法改正情報ネットワーク」が主催し日本弁護士連合会が共催。与野党の国会議員が参加し、日本共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、社民党の福島瑞穂党首がそろって政権交代による同制度の実現を訴えました。(志位委員長のあいさつ)
mネットの坂本洋子理事長が、1996年の法制審議会の民法改正答申から四半世紀になるにもかかわらず選択的夫婦別姓だけが実現していないと指摘。国民多数が賛成していることなどを示しながら早期の実現を求め、各党の表明を選挙での判断に生かしてほしいと語りました。
日本共産党の志位委員長は、選択的夫婦別姓制度を導入する法改正は国連が勧告し法制審も答申していることであり、もともとは超党派で実現されるべきことだったが、自公政権ではたとえ首相が個人的に賛成でも自民党内にいる抵抗勢力に押し切られ、結局「引き続き議論する」との立場に終始せざるをえなくなっていると指摘。「やはり政権交代しかない」と力を込め、制度実現を掲げた野党4党の共通政策にもふれて「これが一番の早道です」と訴えました。
立憲民主党の枝野代表も「選択的夫婦別姓実現のためには政権を代えるということを高く掲げて総選挙に臨んでいく」と表明。社民党の福島党首も「総選挙で必ず実現する政権をつくっていこう」と訴えました。
集会では、れいわ新選組、国民民主党、参院会派「沖縄の風」、同「碧水会」、公明党、日本維新の会の役員らもあいさつしました。