2021年10月9日(土)
「比例は共産党」 予定候補者は訴える
北関東 埼玉2区 奥田智子予定候補
政治変えたい思い 託して
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自民党総裁に岸田文雄氏が選ばれました。メディアは自民党がリニューアルしたかのような描き方をしていますが、岸田氏は安倍・菅政権を中心になって支えてきました。総裁選で訴えたことは憲法の改悪、原発の再稼働、軍備の拡張。国民の願いとは真逆の方向に進もうとしています。
今度の総選挙は日本の命運がかかった歴史的選挙になります。これまでの延長線では新しい政治は生まれません。だからこそ政治をまるごと変える政権交代しかありません。
野党4党は安保法制廃止と立憲主義回復を求める市民連合と総選挙における共通政策に合意しました。そこには、消費税の減税、格差と貧困の是正、核兵器禁止条約への調印、脱原発など気候危機打開、選択的夫婦別姓などジェンダー平等、モリ・カケ問題といった一連の疑惑の真相究明などを実行する政権の実現をめざすと書かれています。
しかも立憲民主党と共産党の党首間では、選挙を一緒にたたかって政権交代を実現しようと合意し、候補者一本化も調整しようと確認されました。安心して政権交代を一緒に実現しようではありませんか。
そのためには共産党が大きく伸びることが必要です。野党共闘の前進にも大きな力を発揮し、政権交代にも大きく道を開きます。政治を変えたい思いを比例では共産党に託してください。埼玉2区では共産党の奥田智子を統一候補に押し上げてください。
中国 鳥取1区 岡田まさかず予定候補
コメ生産費賄える農業に
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先日、農協と懇談したときに、刈り入れ中の今年のコメの価格が、概算払いで2割下がって1俵1万円程度になると聞いて危機的な状況だと感じました。
生産コストを賄うためには1俵1万5千円以上が必要です。現状は作れば作るほど赤字です。
長引くコロナの影響でコメの需要が減って在庫が余り、米価が暴落しています。
このまま政治が何もせず放置すれば、多くの農家が農業を続けられなくなります。
農家のみなさんを訪問したとき、「若者が出ていって年寄りしか残っとらん。農業もわしらの時代で終わりだ」「総裁が変わっても自民党には期待できない」と言われました。
農業を身近に感じてきた私にとって、農業問題はライフワークでもあります。
自公政権は、コメの需給調整を投げ捨て、市場でコメが余っても海外から77万トンものコメ(ミニマムアクセス米)を輸入し続ける、農業切り捨ての農政を続けてきました。その結果、食料自給率が37%にまで下がりました。
日本共産党は、政府による余剰米の買い上げを行い、米価の下落を抑え、コロナで生活が困窮している人たちの食料支援に回します。農業を基幹産業に位置づけ、価格保障、所得補償を行い生産費を賄える農業にして、農家の経営を支えます。
「農業を守れ」「命を守れ」の願いを日本共産党に託していただいて、比例は日本共産党に大きなご支援をお寄せください。
九州・沖縄 長崎1区 安江あや子予定候補
核禁条約批准 実現しよう
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核兵器禁止条約が発効したもとで初めての国連総会が、開かれています。多くの国が核禁条約を歓迎し、条約を力に核兵器廃絶に向け前進する流れが広がっています。条約の締約国は56カ国、署名は86カ国に達しています。しかし、唯一の戦争被爆国である日本はいまだに核禁条約に参加をしようとしません。
それどころか、自公政権は9条まで改悪しようとしています。「アメリカ言いなり」でなく、核禁条約に参加すべきです。
日本共産党は、綱領に「核兵器廃絶」を掲げる党として、被爆者と一緒に一貫して核兵器廃絶のためにたたかってきました。核兵器禁止条約の採択に向けた国連会議に志位和夫委員長が党代表として初めて国連で公式演説を行い、会議の成功に貢献しました。
私は先月9日、厚生労働省に対し、被爆者と認められない「被爆体験者」を被爆者として認め救済するよう政府交渉をしました。
広島の「黒い雨」同様に長崎でも「黒い雨」が降っています。行政区分で線引きをした「被爆地域」でなく、科学的、合理的に判断をするべきです。今の政権の姿勢では、すべての被爆者の早期救済はできません。被爆体験者の方々も高齢となり、一刻も早い救済を求めて、頑張ります。
市民連合と野党4党が合意した共通政策には、核兵器禁止条約への批准を目指すとあります。市民と野党の共闘で政権交代を実現し、核兵器禁止条約の批准と、すべての被爆者の救済を一緒に実現しましょう。その最大の推進力は野党共闘の要である日本共産党の躍進です。「比例は共産党」を広げてください。