2021年10月5日(火)
比例は共産党 この人を
東海ブロック 長内史子予定候補(33)
自己責任じゃないよ、と
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「学費半額って難しいように思うでしょ? 諸外国並みに教育予算を上げれば簡単にできるんですよ」
「そうなんですか。知らなかった」
夜の名古屋駅前、シールボード越しに言葉が交わされます。2019年5月から続く駅前対話の一コマ。選挙で「学費半額」を実現したいとシールを貼った学生は長内さんの言葉を聞き、思わず友人と顔を見合わせ、驚きの声を上げました。
長内さんは挿絵やグラフ入りの自作のボードを手に、相手の興味に合わせて党の政策を平易な言葉で語ります。党愛知県青年学生部副部長で比例東海3人目の議席に挑戦します。
伝えたいのは「日本の現状が当たり前じゃない」こと。高学費や違法な働かせ方を「自己責任」の問題にすり替えて、米国と大企業優遇策の隠れみのにしてきた自公政治を転換し「未来を創る人を守りたい」。
大学時代から、学費負担軽減や過酷な労働の改善を求める署名・実態調査に奔走し、給付制奨学金や野党共同の労働基準法改正案につなげました。環境問題を考えるサークルも立ち上げ原発ゼロと再生可能エネルギーの活用を訴えてきました。
この1年間は、「食事は1日1食300円」などコロナ禍が直撃した若者の声を集め、政府に学生支援の拡充を要請。これまで対話した若者は千人を超えます。
学生時代から一緒に活動してきた水谷陽子弁護士は「若者の声を代弁してくれる彼女が国会に行けば新しい政治への希望になる」とエールを送ります。(玉田文子)
党愛知県委員・青年学生部副部長