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2021年9月27日(月)

比例は共産党 この人を

南関東ブロック(定数22) 志位和夫委員長(67)

政権交代へ覚悟にじむ

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(写真)党の政策などを訴えるスタンディング行動に参加した志位和夫委員長=26日、川崎市高津区

 「私にとって10回目の総選挙ですが、私自身はもとより、日本共産党としてもかつて経験したことのない選挙になる。日本の命運がかかった選挙になります」。9日の千葉県オンライン演説会。こぶしを固く握りしめました。

 国民の権利、尊厳、命を脅かすものに、厳しく対峙(たいじ)してきました。

 「救えるはずの命が救えない。こうした事態を招いた責任はあまりにも重大です」。安倍・菅政権のコロナ失政を厳しく追及し、医療体制強化と大規模検査、十分な補償という対案を、自ら政権に何度も直談判。「命を守れない政権に国政を担う資格はない。政権交代を実現し、命を守る新しい政権が必要だ」。その思いは誰よりも強い。

 自公政権による立憲主義破壊、安保法制=戦争法の強行以来、何があってもぶれずに誠実に野党共闘を追求してきました。市民連合と共産、立民、社民、れいわの野党4党が8日、「野党共通政策」で合意したことを、「共闘の立派な旗印が立ちました」と喜びます。

 「気候危機を打開する日本共産党の2030戦略」、新自由主義からの転換を掲げた党の新経済提言―総選挙に向けた新しいビジョンを相次いで発表。専門的な質問にもよどみなく答える姿に、記者からは、「希望を持てる社会になると思う」の声があがりました。

 党の99年の歴史で初めて、党躍進、市民と野党の共闘の勝利で、新しい政権の実現に挑戦します。「政権交代を求める声に野党がこたえなくてどうするのか」。覚悟がにじみます。

 (山田英明)

千葉県生まれ。東京大学工学部卒。2000年から幹部会委員長。衆院議員9期


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