2021年9月25日(土)
だから比例は共産党 若い訴え 活動鼓舞
苦しむ国民の声聞く政治 どんなときでも共闘守る
東京11区(板橋区) 27歳 西之原予定候補
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総選挙を目前に控え、東京都板橋区の日本共産党は、東京11区(板橋区)の西之原修斗予定候補(27)と党支部が連日宣伝活動、対話に取り組み、「比例は共産党」の呼びかけを広げています。
一緒にマイク
西之原予定候補は板橋区内各地で青年や子育て世代とも一緒にマイクを握って訴えています。演説では、自身も取り組んだ「ネットカフェ難民」への支援で「緊急事態宣言の日から仕事がなくなり、事実上無職になった」など実態が寄せられたと話し、コロナ危機では、社会的に弱い立場の人ほど生活が危機に陥っているのに、自公政治は自己責任を押し付けていると批判。「何よりも苦しんでいる国民の声を聞く政治、実態に目を向ける政治、ご一緒につくっていきましょう。日本共産党は、命と暮らしを何よりも大切にする方向にチェンジする提案があります」と訴えています。
「ケア労働者の待遇改善、最低賃金を1500円以上に引き上げる、雇用は正規雇用。そして、消費税は5%に緊急的に減税する。資産が増えた富裕層そして大企業にたいして応分の負担など求める」など党の政策を紹介。「総選挙で日本共産党を大きくして、この提案を実行していきましょう」と呼びかけています。
市民連合と4野党が共通政策に合意したことも紹介しながら本気の共闘が実現すれば、政権交代ができると訴えます。
「どんなときにも市民と野党の共闘を守ってきた日本共産党。日本共産党の勢い、総選挙での躍進がどうしても必要なんです」「今ある比例の東京の議席、2議席から4議席以上に躍進させてください」
「若くて大丈夫?」などと声をかけられることにもふれつつ、「私は20代ですが安心してください。私は日本共産党の候補者です。国民の苦難軽減が立党の精神である、この政党の候補者なんです」とこたえています。
演説を聞いた党員や支持者からは「自分の実体験とか思いとかを話すことが、共産党の政策になっている」「比例の支持も訴えやすい」と好評です。
西之原予定候補は「自民党総裁選より臨時国会を開けなど、今の政治に、特に自公政治に怒っている方が多いなと感じるので、怒りを共有できるようなことを演説では話したい」と語ります。
22日にも支部と板橋区内の大型商業施設前など4カ所でハンドマイク宣伝を行い気候危機打開のための「2030戦略」やジェンダー平等など党の政策を紹介。共産党を伸ばして政権交代をと訴えました。ベビーカーに幼児を乗せた女性が「街頭で宣伝しているのを見るのは初めて」と宣伝に注目していました。
支部に雰囲気
日本共産党板橋地区委員会の佐々木健市委員長は西之原予定候補の演説について、「都議選後から熱がこもるようになって、訴えに力を感じるようになった」「相乗効果で党支部も彼を先頭に頑張ろうという雰囲気ができている」と話しました。
赤塚3・4支部は19日、西之原予定候補と共に、「しんぶん赤旗」読者などを訪ね、家族や友人に共産党への支持を広げてもらうことを呼びかける活動(折り入って作戦)に取り組みました。対話である男性は「とにかく自民党が負ければいい。加計学園問題や桜を見る会の疑惑など、全然解決してないじゃないですか」と怒りをあらわしました。
22日にも赤塚北支部と西之原予定候補は、1時間半で後援会ニュース読者の家を28軒回り、比例での共産党への支持を訴えました。(亀井太一)