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2021年9月23日(木)

比例は共産党 この人を

東北ブロック・宮城4区重複 ふなやま由美予定候補(53)

医療・衛生 専門家の出番

写真

(写真)グータッチする、ふなやま由美さん

 「今ほど命を大切にする政治が求められる時はありません」。東北初の比例2議席で「東北の命綱」をより強くしようと、スニーカーをすり減らす毎日です。

 高校時代に父を難病で亡くし、「命を守りたい」と、保健師として医療現場の最前線で11年。貧困で十分な治療を受けられない患者を見てきたことから、議員を志しました。

 仙台市議時代の2005年、市の保健所削減に反対し議会で「保健所は感染症対策の最前線です」と指摘。先見性は試され済みです。

 党宮城県委員会のコロナ対策本部長として、県に要請を13回重ね、仙台市外のPCR検査施設の開設などを前に進めさせてきました。

 重複予定候補となった宮城4区内の塩釜市では、コロナ禍に苦しむ鮮魚店など90軒以上を訪問。「消費税免税して」「汚染水を海に流したら駄目だ」と、政治を変えてほしい切迫した願いが寄せられました。

 米価下落の問題などで農協幹部らと対話を重ね、平和の運動では、宮城県の3自治体にまたがる演習場での米軍実弾射撃訓練反対の集会に駆け付けて激励。行動力も抜群です。

 仙台市で演説を聞いた女性(67)は「宮城を代表する議員になれるよ」と声を弾ませました。野党統一候補としての期待を担います。

 「保健師の経験を生かして、国民の命を守る医療体制を実現します」。医療と公衆衛生の専門家としての出番に期待が集まっています。憲法25条が明記する社会保障、社会福祉、公衆衛生に国が責任を果たす政治へ全力です。(高橋拓丸)

元仙台市議(4期)、党県副委員長


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