2021年9月23日(木)
臨時国会は代表質問だけでなく予算委員会の開催を
志位氏
日本共産党の志位和夫委員長は22日の記者会見で、加藤勝信官房長官が、7月16日に臨時国会召集を求めた野党に対し、10月4日に臨時国会を召集することを伝えたことについて問われ、「野党が憲法に基づき要求してきた臨時国会の開催をサボタージュしてきたことは強く批判されなければならない」と指摘しました。
志位氏は、「野党が求めた臨時国会は、菅政権に対してただちに臨時国会を開き、コロナ対応を議論することを求めてきたものだ」と強調。「これをずっと棚上げにし、今度は新政権で対応するというのは筋が通らない」と批判しました。
その上で、「10月4日に召集するというのであれば、代表質問をやることは当然だが、さらに、今度こそ時間を取って予算委員会をしっかりやることが必要だ」と強調。「一問一答で、新首相と野党各党がしっかり議論し、争点を国民の前に明らかにして総選挙で信を問うていくということが当然必要になる」と指摘しました。