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2021年9月23日(木)

総選挙 新経済提言掲げ勝利を

野党共闘の勝利で一挙に実現の道開ける

志位委員長が会見

 日本共産党の志位和夫委員長は22日の記者会見で、「新経済提言」実現の展望について問われ、「日本共産党としては、この提言を掲げて総選挙でおおいに躍進し、その力で新しい国会で提言の実現をめざしたい」と表明しました。

 同時に「提言」の六つの柱が、8日に市民連合と共産、立民、社民、れいわの野党4党が合意した「野党共通政策」と方向性を共有できるものであると指摘し、「日本共産党がおおいに躍進して『提言』実現をめざすということと合わせて、野党連合が勝利し、新しい政権をつくれば、一挙に実現の道が開けてきます」と強調しました。

 志位氏は、総選挙に向けた戦略として、「野党が『自民党政治を変える』という点で結束して、こういう新しい日本をつくろうという共通のビジョンを掲げ、国民に魅力のある、そして、希望のある未来をきちんと示すことが必要です」と主張しました。

 その上で、「野党共通政策」で共通の政策的旗印が立ったと述べ、さらに、発表した「新経済提言」と方向性が共有できる内容が、「共通政策」には入っていることを指摘しました。

 この内容として、消費税減税や富裕層への課税強化、医療削減政策からの転換、医療と公衆衛生の体制整備、生活困窮者への特別給付金などが「共通政策」に盛り込まれたことを紹介。また、野党がすでに、共同で介護士・保育士などの賃金引き上げを実現する法案を共同で提案していることなどを紹介しました。


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