2021年9月22日(水)
「県民大行動」新たな形態で
来月2日から オール沖縄会議発表
沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の阻止をめざす「オール沖縄会議」は21日、県庁で記者会見し、新型コロナウイルス感染症拡大で休止している辺野古での月例「県民大行動」について、集会形式ではないコロナ禍でもできる新しい形態で、来月2日から行うことを発表しました。
同新基地建設の工事に抗議・反対し、連帯を深める県民大行動の新たな実施形態の名称は「ブルーアクション」。月例で第1土曜の午前11時から同会議共同代表などが街頭宣伝しネットで生配信します。第1回の街頭宣伝は、辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で実施します。
同じ日程で、県内各市町村の「島ぐるみ会議」が各地でスタンディングなどを行います。辺野古・大浦湾の青い海にちなみ、街頭宣伝・スタンディングでは青色のハチマキ・シャツ等を身に着けるとしています。
高里鈴代共同代表は記者会見で、コロナ禍でも工事を強行し続けている日本政府を厳しく批判。新基地に反対する多くの県民らは「とてもつらい思いでいる。(感染防止に)気を使いながら(新しい行動を)やろうということになった」と説明しました。