2021年9月18日(土)
語ろう日本共産党 総選挙
 （写真）投票制度を解説する「名刺」サイズのビラを手渡し対話する塩田西支部のメンバー＝長野県上田市、12日 |
日本の命運がかかった歴史的な総選挙は目前です。日本共産党は、市民と野党の共闘の力で野党連合政権をつくること、「比例を軸に」をつらぬき比例代表で「850万票、１５％以上」を獲得し躍進することをめざします。大いに日本共産党を語りましょう。
国民の命がかかった選挙です
今度の総選挙は、国民の命がかかった選挙ですね。
新型コロナにより大変な思いをしておられませんか。今度の総選挙は新型コロナ危機という大災害のなかで行われます。コロナからどうやって命と暮らしを守り、安心して暮らせる日常を取り戻していくかが大争点です。
安倍・菅自公政権は科学を無視して、ＰＣＲ検査を抑制し、五輪・パラリンピックを強行しました。国会を開かず、国民にまともな説明もせず、「原則自宅療養」などという方針を突然もち出し撤回していません。コロナ対応にまで冷酷な「自己責任」論を持ち込んだのです。感染爆発と医療崩壊という事態は、やるべきことを怠ってきた政治の責任であり、安倍・菅自公政権による「人災」です。
私たち日本共産党は１月に「五輪を中止し、コロナ対策に全力」をと提起しました。大規模検査や自粛と一体の補償、医療機関への支援などもくりかえし提起しました。いまは「原則自宅療養」の方針を撤回し、必要な医療を必要な人に提供するために政府の責任で臨時の医療施設を増設すること、ワクチン接種と一体の大規模検査、持続化給付金の再支給など命と暮らしを守る対策をとることを提案しています。
今回の総選挙で、私たち日本共産党とともに、命を守る新しい政権をつくりましょう。
コロナ危機ふまえ、新しい日本をつくりましょう
今度の選挙は、コロナ危機の体験を踏まえ、どういう新しい日本をつくるかが問われる選挙です。医療や仕事、社会のあり方など、多くの人が自らの体験を通じて、新しい社会を模索しています。
コロナ危機は、日本社会が抱える問題を浮き彫りにしました。自民党政治が医療費を削り、保健所を減らしてきた結果が、コロナ危機での医療崩壊をもたらしました。労働法制の緩和で非正規雇用を広げたために、いま非正規労働者が「使い捨て」にされています。
こうした問題の根本には、国民に自己責任を押し付ける「新自由主義」の考え方の政治があります。日本共産党は、この新自由主義の政治を終わりにし、命と暮らしを何よりも大切にする政治に切り替えます。例えば、高齢者の医療費負担増を中止することや最低賃金時給１５００円の実現、消費税の５％への減税などを提起しています。
コロナ危機では多くの女性が職を失ったり、ＤＶ被害が急増するなど「ジェンダー不平等・日本」の姿が浮き彫りになっています。
日本共産党は男女の賃金格差をなくし、ジェンダー平等社会の土台を築きます。選択的夫婦別姓の実現を主張しています。
総選挙で自公政権を退陣させ、日本共産党とご一緒に希望ある新しい日本をつくりましょう。
新しい政権をご一緒に
今度の総選挙は、政権交代が問われる選挙です。自公政権を退陣させ、ご一緒に新しい政権をつくりましょう。
菅首相が政権を投げ出しました。コロナ対応での失政、沖縄の辺野古米軍新基地建設の強行、政治とカネをめぐる問題…、こうした政治に対する国民の怒りに包まれ、八方ふさがりの行き詰まりに陥ったからです。
自民党は総裁選で首相の「顔」をかえ、危機を打開しようと必死です。しかし、誰が総裁になろうと、安倍・菅政治を９年間支えてきた共同責任は免れません。おまけに、どの候補者も閣僚や党幹部として、安倍・菅政権を支えてきた面々です。政治が変わる展望はありません。
世論調査では、今度の衆院選で「与党が議席を増やした方がよい」という回答が１９％で「野党が増やした方がよい」という回答が３６％でした（「朝日」１４日付）。多くの人が、野党が伸びることを求めています。
日本共産党は、こうした声に応えて、総選挙で市民と野党の共闘の勝利と党躍進で政権交代を実現し、新しい政権をつくる決意です。
９月８日には市民連合と日本共産党、立憲民主党、社会民主党、れいわ新選組が、総選挙で自公政権を倒し、命を守る政権の実現をめざす野党共通政策に合意しました。
わたしたち日本共産党は、これまでも野党共闘の発展のために、ぶれずに、誠実に、力を尽くしてきました。政権交代と新しい政権を実現し、前に進めるうえでも、最大の推進力となるのは日本共産党の躍進です。
ぜひ日本共産党を躍進させ、共闘を勝利させ、ご一緒に新しい政権・時代をつくりましょう。
