2021年9月18日(土)
観光苦境 打開策探る 長野・諏訪
藤野・ながせ氏 協会長と懇談
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日本共産党の藤野やすふみ衆院議員・北陸信越比例予定候補は17日、ながせ由希子衆院4区予定候補とともに諏訪市で諏訪観光協会の佐久秀幸会長(長野日報社長)と新型コロナ問題などについて懇談しました。毛利栄子党県議、党諏訪市議団が同席しました。
観光都市で知られる諏訪市ですが、佐久氏はコロナ禍で県外からの観光客が減少し、宿泊業や飲食業は収入面でコロナ以前の状況まで今も回復していない痛手を負っていると説明。「時短営業などへの不安もあり、業界の士気が上がらない状況です」と話しました。
佐久氏は、毎年恒例の観光・スポーツイベントの相次ぐ中止・延期に言及。6月に初の開催を予定していた、諏訪6市町村を回るトライアスロン大会も「他自治体と連携し、ギリギリまで準備した」ものの延期を余儀なくされたと肩を落としました。
藤野氏は、共産党が菅義偉首相に「ワクチン接種と一体の大規模検査」「安心して休める保障を行う」などを緊急要請した件を説明。ながせ氏も、野党が直ちに臨時国会を開き、コロナ対策の集中審議を求めていると佐久氏に伝えました。
藤野氏は「コロナ抑え込みに失敗したことが、観光やスポーツに深刻な影響を与えている。検査や保障など、やるべきことをやる政治に転換したい」と話していました。