2021年9月14日(火)
「比例は共産党」広げに広げ南関東4議席へ躍進めざす
甲府 志位委員長が演説
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日本共産党の志位和夫委員長は12日、山梨県・甲府駅前で演説し、「日本の命運がかかった歴史的選挙です」として、衆院南関東比例ブロックで130万票の実現で4議席への躍進をめざすと述べ、「『比例は共産党』を広げに広げてください」と力を込めると、大きな拍手に包まれました。
志位氏は、南関東ブロックの山梨での支援に心からの感謝を述べ、引き続く支援を訴え。「今度の総選挙は日本の命運がかかった歴史的選挙です」と強調し、(1)新型コロナの猛威の中で、命がかかった選挙(2)コロナの体験を踏まえて、どういう新しい日本をつくるかが大争点になる(3)党の歴史で初めて、政権交代、新しい政権の実現に挑戦する―と意義を訴えました。
菅義偉首相の政権投げ出しに触れ、「いま自民党総裁選が行われていますが、安倍・菅政権を支えてきた面々が反省もなしにあれこれの『ビジョン』を語っても意味はない。新総裁に誰がなろうと新しい政治は生まれてきません。日本の政治を変えるには政権交代が必要です」と力を込めました。
志位氏は、新型コロナの感染爆発、医療逼迫(ひっぱく)・崩壊は自公政権による「人災です」と批判。「コロナから真剣に命を守る政治に切り替えよう」と呼びかけ、医療体制の強化、ワクチン接種とセットでの大規模検査、十分な補償が必要だとして、「『なにより、いのち』を『ぶれずに、つらぬく』共産党を大きく躍進させてください」と訴えました。
その上で、新しい日本をつくる四つのチェンジ((1)国民の命と暮らしを何よりも大切にする政治(2)気候危機を打開し、地球の未来を守る政治(3)ジェンダー平等の日本(4)憲法9条を生かした平和日本)を訴えました。
志位氏は、市民連合と野党4党が共通政策に合意したことを紹介し、「共闘の力で日本を変える選挙にしていきましょう」と呼びかけました。
南関東比例予定候補の、はたの君枝衆院議員は「40年ぶりに小学校全体で40人から35人へ学級規模が引き下げられた。みなさんの運動と共産党の質問で大きく動かした。今度は35人学級を中学・高校、さらに30人へと大きく広げよう」と訴え。さいとう和子前衆院議員は、日本の食料自給率が37%になったとして、「価格保障、所得補償を実現して、国民の食料を守っていく農業政策へと根本から転換させていく」と強調。沼上とくみつ予定候補は「いま必要なのは、公的支援をくらしに行き渡らせていくことだ」と力を込めました。衆院山梨2区の大久保令子予定候補が訴えました。