2021年9月11日(土)
憲法いかした政治 野党共闘で
建交労が高橋衆院議員に要請
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全日本建設交運一般労働組合(建交労)の角田季代子委員長ら役員は10日、日本共産党の高橋千鶴子衆院議員と衆院第2議員会館で懇談し、建交労の掲げる要求実現と総選挙で政権交代に向けて野党が共闘してたたかうことを要請しました。
角田氏は、野党4党が総選挙で共通政策の合意をしたことについてふれ、「希望を託せる中身になっている」と強調。「政権交代こそが要求実現への一番の近道と訴えていく。投票に行って政治を変えようとSNSも活用しながらキャンペーンを広げていきたい」と話しました。
相木伸之副委員長は、「建交労の仲間はインフラの最前線で働いている。この感染対策では与党には任せられない。今回の総選挙が政治を変える絶好の機会だ。野党共闘を実現してほしい」と話しました。
高橋氏は「都議選や横浜市長選で市民と野党の本気の共闘が示され、野党4党の政策合意につながった。野党が政権をとれば変わると訴えたたかっていきたい」と話しました。
建交労の要求は、▽9条改憲反対▽雇用調整助成金や持続化給付金などコロナ対策の拡充・継続▽最低賃金の全国一律制度の創設・時給1500円の実現▽消費税5%減税とインボイス(適格請求書)制度の廃止∇辺野古新基地建設中止、核兵器禁止条約の批准▽社会保障制度の改善▽学童保育で正規・複数配置の人件費などの大幅増額▽トンネルじん肺被災者への救済法確立、トンネル工事現場の8時間労働の徹底―など12項目です。
10日までに立憲民主党、国民民主党、社民党にも要請しました。