2021年8月28日(土)
私と日本共産党 衆院比例予定候補は語る
四国(定数6) 白川よう子予定候補(55)
私の本当の歴史 始まる
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高校生の時に父親のDVから逃れるため両親が離婚。制服とカバンだけを持ち母と一緒に家を出ましたが、貧困のどん底でした。みかん箱を机代わりに勉強し、通学の定期券を買うお金を母にもらう時が一番苦しかったことを覚えています。同じ頃、姉は進行性筋ジストロフィーの義兄と結婚し、私も一緒に暮らし始めました。たった数センチの敷居も生活の支障になる車椅子生活を初めて知りました。
夜間の大学で社会福祉の勉強をし、卒業後、民医連の病院に就職。振動病やじん肺などの労災の患者さんも多く、毎日リハビリに通う患者さんと仲良くなりました。ある日、同期入職の医師に案内されたのは解剖室でした。じん肺患者で肺を切り取られたご遺体を前に「これが資本主義だよ」と医師が言った言葉が忘れられません。あなたの代わりなどいくらでもいると言わんばかりの命の扱い。お金が無く患者にもなれない現実も目の当たりにし、命を救うはずの医療現場で、命が助けられない矛盾に悩まされました。
そんな時、婦長さんから日本共産党への入党を勧められました。幼い時から思い悩んだ「すべての人が幸せに生きられる社会」をつくるためには政治を変えなくてはという答えにようやく巡り合え、私の本当の歴史が始まったと実感しました。
四国には女性衆院議員がいません。四国中の皆さんと心一つに、四国から18年ぶりに党議席を奪還し、命を守り、ジェンダー平等の扉を開く議席を必ず勝ち取ります。