2021年8月19日(木)
私と日本共産党 衆院比例予定候補は語る
北陸信越(定数11) 藤野やすふみ予定候補(51)
原発追及の信頼を誇りに
|
北陸信越ブロックには、日本の原発の約半分が集中しています。全ての立地自治体に日本共産党の議席があり、長年にわたって住民の「声なき声」を代弁してきました。
その一つ、福井県高浜町で、原発工事をめぐり、元助役が「原発マネー」を還流させていた問題が発覚し、私も国会で何度も追及しました。1960年代から原発をめぐる行政の私物化が横行する中で、町にはモノ言えぬ空気がただよい、多くの町民が苦しんでいました。
日本共産党の渡辺孝町議は、たった一人で原発をめぐる問題を追及。まさに孤塁を守るたたかいでした。実は渡辺さんの初質問は、この元助役の不正問題でした。当時の議事録からは、元助役相手に一歩も引かず、事実と論理で追い詰めていく渡辺さんの姿が生きいきと伝わってきます。私の国会質問の土台には、こうした先輩方の不屈のたたかいがある、このことに心から誇りを感じています。
渡辺さんは、質問の冒頭、必ず「日本共産党を代表して質問いたします」と言うそうです。「あれは、僕自身に言いきかせとるのです。町民は、共産党が何をしてくれるんか――期待して見守ってるんですから」(渡辺町議)
原発だけでなく、あらゆる分野で、先輩たちの奮闘によって、わが党への信頼が積み重ねられてきました。その信頼の上に今の比例の議席はあります。「日本共産党」と書いていただくことの重みと誇りを胸に刻みつつ、現有議席の絶対確保、初の2議席挑戦に向けて全力で頑張ります。