2021年8月17日(火)
国会開け きょう集会
野党合同で4党首出席へ
日本共産党、立憲民主党、国民民主党の野党国対委員長は16日、国会内で会談し、臨時国会召集を求める院内集会を野党4党首が出席し17日に開くことを決めました。
野党は、日本国憲法53条に基づき臨時国会召集を通常国会閉会後の7月16日に要求しましたが、菅政権はいまだに国会を開こうとしていません。院内集会は、新型コロナウイルス感染急拡大の危機的状況に対応するため、野党党首を先頭に国会開会を迫るものです。
会談で立民の安住淳氏は「緊急事態宣言を発令したにもかかわらず感染が拡大している。宣言地域を拡大するだけの対応では国民の命は守れない。医療体制、事業者支援、大型補正予算など、今こそ国会を開いて議論すべきだ」と述べました。日本共産党の穀田恵二氏は「オリンピック開催を強行し、感染が拡大し各地で医療体制が崩壊の危機に直面している。国会を開き、徹底した議論が必要だ」と語りました。
また野党は、政府が検討している緊急事態宣言地域の拡大などの国会報告のための衆参議院運営委員会に菅首相の出席を求めることを確認しました。