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2021年8月12日(木)

入管問題で法務委開け

3野党一致 臨時国会早期開催も要求

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(写真)会談する野党国対委員長ら=11日、国会内

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は11日、国会内で会談し、出入国在留管理庁が名古屋入管局の収容施設でのウィシュマ・サンダマリさん死亡事件で調査報告書を公表したことを受けて、ウィシュマさんの「容態観察ビデオ」の開示と、法務委員会の開催を求めることで一致しました。

 また、野党が7月に提出した憲法53条に基づく臨時国会の召集要求を踏まえ、早期に臨時国会を開催するよう求めることを確認。閉会中審査の開催も求めるとしました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は記者会見で、「国会閉会後、新型コロナの爆発的な拡大が起こり、政府の対策の不備が明らかになっている。野党が2021年度予算の組み替えで提案したように、再度の持続化給付金や生活困窮者に対する生活支援、医療機関に対する減収補填(ほてん)などの支出が必要な時にきている」と述べました。

 立民の安住淳国対委員長は会談後、自民党の森山裕国対委員長に申し入れ、森山氏は持ち帰って検討すると回答しました。


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