2021年8月11日(水)
熱中症防止にエアコン助成を
共産党都議団が都に申し入れ
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日本共産党東京都議団(大山とも子団長、19人)は10日、連日酷暑が続く中、熱中症対策として低所得者や高齢者、障害者のエアコン購入費用・電気代助成を行うよう小池百合子知事宛てに申し入れました。
申し入れでは、都監察医務院の速報で、昨年夏に熱中症で死亡した人は23区で200人に上り、うち187人が屋内で死亡したこと、66人はエアコンを設置しておらず、102人はエアコンを設置しても使用していなかったことを指摘。
新型コロナウイルス対策で外出自粛が求められている中、「家庭内での熱中症予防対策がいっそう重要になっている」として、▽生活保護受給者、低所得者、高齢者、障害者らのエアコンなど購入・設置費用、使用に伴う電気代を助成する▽監察医務院の監察医数の増員や、多摩地域への拠点設置で熱中症被害の実態把握を強める―ことを求めました。
都福祉保健局の担当者は「要請の趣旨は所管で共有する」と答えました。