2021年8月5日(木)
乱暴で無責任 撤回強く求める
政府の入院限定方針で志位委員長
日本共産党の志位和夫委員長は4日、党本部で記者団の取材に応じ、新型コロナウイルスの感染急増地域での入院を重症者らに限定し、それ以外は原則自宅療養とする政府方針について自民・公明の与党からも撤回を求める声が上がっていることを問われ、「乱暴で無責任な方針であり、撤回を強く求めます」と述べました。
志位氏は、政府の方針では肺炎を発症している中等症の方も入院できない状況になると指摘し、「この方針が実施されれば自宅で亡くなる方が次つぎと出てくることが強く危惧される」と強調。「方針を撤回し、きちんと医療提供ができる体制をいかにつくるか。方針を全面的に見直すべきだということを強く言いたい」と語りました。